アリのブログ

　　７月２８日のアメイロケアリ寄生実験の経過です。
　大量に導入したトビイロケアリの繭から次々とワーカーが生まれ１５０匹くらいになった。
　アメイロケアリの女王の周りにも沢山集まっている。
　　

　市販の昆虫ゼリーへのワーカーの食いつきもよく、女王への栄養補給も頻繁に行われている。
女王の腹部も少しふっくらとしてきただろうか。
今のところ順調だ。
早く産卵が始まらないかな。

　アメイロケアリの女王をトビイロケアリのコロニーに馴染ませる方法として、繭を沢山導入しておくのは凄く有効な手段と思える。
　ただトビイロケアリの繭を採取しても場合によっては”羽化したら全てオスアリだった！”なんて事もある。
だから繭の採取の場合にはオスアリを採らないように注意が必要なのだが、ワーカーの繭とオスアリの繭って余り見分けがつかないんだよね。
　今回はシーズンも遅めだったので、繭を採取したトビイロケアリのコロニーはオスが羽化し終わったコロニーだったようだ。
運が良かった。