2018年05月25日
ブラウジングアント(ハヤトゲフシアリ)の動画をup

女王アリを狙って動画を撮って見たがピントが有ったのはほんの一瞬だけ。
もっとマクロレベルでピントを合わせるのが早くて安いコンパクトな機材が欲しいところだ。
本格的な駆除もされて生態の動画も見納めかも。
あるいは10~20年後には都市部の人工環境ではスタンダードな存在になっているのか。
そうでなくても日本が膨大な物資を輸入し続ける限り、50年後とか100年後にはまた現れるんだろうな。
その頃に「アリを観るヒト」はまだ居るんだろうか?
ひょっとしたら価値観の多様性は否定されて余りにも少数で非生産的な趣味は根絶してるかも。
動画はこちらから
↓
https://youtu.be/jUiFsW6JrgU
2018年05月19日
ブラウジングアント対策の毒餌付近のアリの動画をup

4月27日にブラウジングアントを観察してきたときの動画を毒餌に寄ってきたアリを中心にまとめた。
当日の記事のも書いたけど毒餌が点々と置かれてた状況。
ハヤトゲフシアリが全く目視できないエリアにも多数が置かれていて複数種のアリが食べていた。
昨年7月にはヒアリ対策で、環境省が68の港に数万から数十万個の毒餌を配備する計画を出して寸前のところで止まったけど・・・
もし実施されていたら数万~数十万の誤爆があっただろうと考えられる。
一度予算化されたら更に厄介だっただろう。
今回のブラウジングアント対策の毒餌設置の効果はどんなふうに検証されるのだろう。
毒餌の効果を検証する前に液剤も散布されちゃったけど・・・
動画はこちらから ↓
https://youtu.be/GG7oykuXy7U
2018年05月13日
ブラウジングアントに2種が混同されているのかも知れない

4月27日にブラウジングアントを見に行ったんだが・・・
自分の中で情報が上手く整理できなくて後日編とか動画の公開とかができない最大の要因をタイトルで表してみた。
当日、ハヤトゲフシアリの濃い場所で薬剤散布が始まったので近隣の園地に行ってみた。
ここでもブラウジングアント対策として(たぶん)毒餌が等間隔で設置されている状況だった。
最初の画像はそれらしいアリが何かの女王を襲っている場面。
(女王はケアリ属っぽく見えるのだがアリの群れから取り出してみたら何か違うような???この話もややこしくなるので後日に別枠にする予定。)
「濃い場所」で見たアリと同じように触覚や脚が長くて同じように動きが素早くて・・・でもちょっとした違和感。
ここで100倍にズームできる肉眼を持っていたらもっと話が早かったんだろうけど・・・

先日載せたハヤトゲフシアリの画像。
大きさや長い手足の形状は似ているけど色彩が違う。
ただ現場では光線の具合とか色彩の濃い個体の含まれる割合とかetc・・・で半分納得していたけど
後日良く見ようということでそれぞれのワーカーの比較サンプル採取して何日も前から覗いてた。
続きを読む
2018年04月27日
ハヤトゲフシアリ(ブラウジングアント)を見てきた

ちょうど当日に薬剤散布や毒餌が置かれる日に当たってしまったがワーカーと女王が活動する様子が見れた。
外来種とはいえ自然に適応し自然繁殖する自然と、化学兵器を駆使するヒトとの戦いが始まった。
もう飛び火しているのだがまだ発見されていないコロニーがあるのかどうか、有ったとしてもコロニーが大きくならないと見つけにくそうだ。
今日見た感じ・・・毒餌の置き方に問題ありだな。
ブラウジングアントの生息地にも毒餌が並んでいるのだが・・・
ブラウジングアントがまったく見られない位置やクロヤマアリやトビイロシワアリの巣の前に置いてあったりする。

毒餌を食べるハリブトシリアゲアリ。

手前の1匹はハヤトゲフシアリ、餌を占拠しているのはトビイロシワアリ。
トビイロシワアリを前に餌に手が出せないような構図。
ただハヤトゲフシアリのコロニーの前に置いてある毒餌にハヤトゲフシアリが集まってる様子が無かった。
餌に一番多く集まってたのはトビイロシワアリだった。
毒餌にオオズアリが集まってる場面も見られた。
他にもウメマツオオアリもよく見られた。
駆除の主体はどこなんだろう。
余りにもアリのシロートさんが言われた通りに毒餌を並べたって感じで・・・
ひょっとしたらハヤトゲフシアリの進出の前にアリの空白地帯を作ってやってる?って感じの場所もあったのが残念だ。
動画の公開はかなり後日になりそう。