アリのブログ

　お久しぶりです。お元気のようで何よりです。
　さて、アメイロケアリの記事、読みました。
　実は少し考えている仮説があるのでご意見聞かせて頂ければと思い、コメントを書きます。

　木曜日、アメイロケアリの女王を私も採集できました。
　夕方４時頃に飛行があったようでその時羽根の付いたメスを目撃しています。
　大体１時間後採集してそれから１時間ほどかけて帰宅後、すぐに導入実験を行いました。
　しかし、全然噛みつかないんですよ。
　触角は何かを探ってるようで左右にしきりに動かしてるのですが、半殺しのケアリを与えても一向に何もしない。
　匂い、見てない間に付けたのかと思ってケアリを入れたら逃げ回る・・

　翻って２週間ほど前、早朝にアメイロケアリの女王を採集しました。
　時間的なことから多分その前の晩に飛んだと思われました。
　その女王はすぐに噛みついて匂いをつけて２匹匂いをつけただけで馴染んでしまいました。
　攻撃性の高そうな外勤アリしか導入できていないのですが、それでも威嚇や攻撃は皆無でローヤルコートを作っています。
　
　アメイロケは鮮度があるとよく言われますが、この事例を見るとそれ以外の要件が隠れていそうに思えるんですよ。
　それは俗にいう「やる気」なのかはよく分からないですが、時間に関わらず噛みつかない女王がいるというのが凄く驚きました。
　
　アメイロケの寄生はひょっとしたらまだ私たちが気づいていない「条件」があるのかなぁと思うのです。

　と、書きましたがまだ事例が少ないです。
　「たまたま」外れの女王を引いた可能性もあります。
　アリに限らず自然の動植物って身近なものでも不思議がたくさんですね

あにまりあさん、ようこそ。

＞早朝のアメイロケアリの女王。

朝に歩いてる個体を私も見たことが有りますが、明らかに落ちこぼれかと思ってました。
飛び立ってからかなり時間が経過した女王でも〝やるやつはやる〟んですね。

＞私まだたちが気づいていない「条件」

事例を見ると何かありそうですね。

貴重な書き込み、ありがとうございます。