2008年07月28日
アメイロケアリ寄生実験
乗鞍岳のふもとで採取したアメイロケアリのその後。
3匹を採取して2匹(AとB)は同場所で採取したトビイロケアリと狭いパイプに閉じ込め1対1の強制見合いをさせた後にトビイロケアリの中に導入。
もう1匹(C)は自宅で採取したトビイロケアリと強制見合いの後自宅トビイロケアリの中に導入。
Cは激しく攻撃され再見合いをさせたが結果は同じ。
翌日には殺されてしまった。
AとBは馴染んで栄養補給を受けて順調だった。
しかしBのワーカーが暑さで参ったのか全て死亡したので、Bを自宅トビイロケアリに導入したが攻撃され死亡。
残るAが8日目に至る。
3匹を採取して2匹(AとB)は同場所で採取したトビイロケアリと狭いパイプに閉じ込め1対1の強制見合いをさせた後にトビイロケアリの中に導入。
もう1匹(C)は自宅で採取したトビイロケアリと強制見合いの後自宅トビイロケアリの中に導入。
Cは激しく攻撃され再見合いをさせたが結果は同じ。
翌日には殺されてしまった。
AとBは馴染んで栄養補給を受けて順調だった。
しかしBのワーカーが暑さで参ったのか全て死亡したので、Bを自宅トビイロケアリに導入したが攻撃され死亡。
残るAが8日目に至る。
最初に導入したメイドの数が少なかった(7匹)繭からワーカーが次々に生まれ巣の中が賑やかになってきている。
アメイロケアリの女王は余り大事にされているように見えないのだが時々栄養補給を受けている。
腹部がまださほど大きくなっていないので産卵までには時間が掛かりそうだ。
何とかワーカーの誕生までこぎつけたいものである。
ところでアメイロケアリと書いたが体色が幾分黒っぽく見える。
顕微鏡で確認すると触角柄節に立毛が無いし一見して扁平にも見えないから多分そうなんだろう。
でも標高の高いところで採取しているのでミヤマアメイロケアリって言うのもあるな。
死んだ女王を色んな角度から撮っておけば良かった。
しかし触角柄節にピントが合わない。
顕微鏡で肉眼で覗いているときには合っているのにデジカメが勝手にピント調整をしてしまうのだ。
手動でも上手く撮れない。
Posted by like a stream at 23:41│Comments(2)
│アメイロケアリ
この記事へのコメント
先日はお疲れさまでした。
寄生種は初期のケアがとても大事です。
ケアリWはできるだけ多く、できれば200以上が理想です。
経験上、昆虫ゼリーなどで不断給餌をして、いつでも好きなだけ食事ができるようにしておくといいです。
また、糖質の餌の方が活動エネルギーになりやすいので、蜜系を多く与えるのが良さそうです。
産卵が始まったらタンパク系の餌を欲しがります。
蜂の子(サナギ)がベストですが、入手できなければアオムシなどの幼虫かミールワームってところでしょう。
女王の腹部がボンレスハム状になってくれば、空恐ろしいほどの産卵が始まります。
そうなれば餌の消費も桁違いに増えます。
このとき餌不足に気をつければ、早ければ年内に初ワーカーが誕生しますよ。
頑張ってください。
寄生種は初期のケアがとても大事です。
ケアリWはできるだけ多く、できれば200以上が理想です。
経験上、昆虫ゼリーなどで不断給餌をして、いつでも好きなだけ食事ができるようにしておくといいです。
また、糖質の餌の方が活動エネルギーになりやすいので、蜜系を多く与えるのが良さそうです。
産卵が始まったらタンパク系の餌を欲しがります。
蜂の子(サナギ)がベストですが、入手できなければアオムシなどの幼虫かミールワームってところでしょう。
女王の腹部がボンレスハム状になってくれば、空恐ろしいほどの産卵が始まります。
そうなれば餌の消費も桁違いに増えます。
このとき餌不足に気をつければ、早ければ年内に初ワーカーが誕生しますよ。
頑張ってください。
Posted by 土生 at 2008年08月01日 20:35
土生さん、ようこそ。
アドバイスありがとうございます。
今のところトビケが繭からワーカーが次々生まれ70匹くらいになり最終的には150匹くらいになりそうです。
女王も時々栄養補給を受け元気ですがまだ産卵には早いかな。
また経過を載せますね。
アドバイスありがとうございます。
今のところトビケが繭からワーカーが次々生まれ70匹くらいになり最終的には150匹くらいになりそうです。
女王も時々栄養補給を受け元気ですがまだ産卵には早いかな。
また経過を載せますね。
Posted by release-windknot at 2008年08月02日 19:32