2009年02月17日
枯れ枝で見つけたハチとアリ

ルリアリを探している時に枯れ枝から出てきた極小のハチ、体長2ミリ。
集団で越冬中だったのか。
ほんの一瞬ルリアリ?って喜んでしまった。
虹色に輝く薄い羽がとてもきれいだ。
花粉運搬用のフサフサした毛もないし小さいし寄生タイプなんだろうか?
どんな生活を営んでいるんだろう。
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2008年12月09日
アリの本

久保田正雄著 アリの生態ふしぎ見聞録、じっくり読みました。
1988年刊ありとあらゆるアリの話(こちらはデジタル版でも読める)に数話が加筆されて挿絵や写真が新しくなっている。
前作を読んだ方なら、もう少し新たな内容が加わっても・・・と言うところでしょうか。
でも初めて読まれる方にとってはアリにまつわる様々なトピックスがあって面白いと思う。
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2008年10月03日
アリヤドリコバチか?
前回の寄生バチ?の記事の続きです。
家のトビイロケアリに混じって発生した寄生バチ・仮にA種とする・を何とか類似種までたどり着けないかとPCで検索しました。
久保田政雄氏のありとあらゆるありの話の第5章でありと寄生バチの話があり
>変わっているのはアリヤドリコバチで、樹上の木の芽などに卵を産みつけ、孵化した幼虫が通りかかったアリに飛び乗って巣>まで運ばれる。巣内で幼虫に寄生し、それを食いながら成長する。
との記載がある。
A種はアリヤドリコバチ科のハチなのか?
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家のトビイロケアリに混じって発生した寄生バチ・仮にA種とする・を何とか類似種までたどり着けないかとPCで検索しました。
久保田政雄氏のありとあらゆるありの話の第5章でありと寄生バチの話があり
>変わっているのはアリヤドリコバチで、樹上の木の芽などに卵を産みつけ、孵化した幼虫が通りかかったアリに飛び乗って巣>まで運ばれる。巣内で幼虫に寄生し、それを食いながら成長する。
との記載がある。
A種はアリヤドリコバチ科のハチなのか?
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2008年09月23日
2008年09月20日
2008年08月31日
アメイロケアリの経過と飼育ケース

産卵数は500~600になった。
実態顕微鏡で見ても未だに孵化した幼虫は見付からず。
8月7日に産卵確認してから23日は経った。
クロヤマアリならもうすぐ繭からワーカーが出てきそうな日数だ。
今日は飼育ケースを載せてみました。
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2008年07月02日
アリの鳴き声
今から44年前にアリの鳴き声を捉え、観察によって声と同調する体の部分を特定し、発音構造をアリの断面の顕微鏡写真として残した方がおられた。
あにまりあさんの掲示板に鳴き声を公開した旨を書き込んで頂いた事から知ることとなった次第である。
興味のある方はこちらへ→フタフシさんのブログのアリの発音器官を示す断面のページ
この前の記事でシワクシケアリとトビイロシワアリの鳴き声も公開されています。
当時はアリは鳴かない昆虫であるとされていた。
それを覆す発表は日本では当時の権威筋からは受け入れられず、4年後にヨーロッパの研究者が発表したことにより追認のような形で認められることとなったそうだ。 続きを読む
あにまりあさんの掲示板に鳴き声を公開した旨を書き込んで頂いた事から知ることとなった次第である。
興味のある方はこちらへ→フタフシさんのブログのアリの発音器官を示す断面のページ
この前の記事でシワクシケアリとトビイロシワアリの鳴き声も公開されています。
当時はアリは鳴かない昆虫であるとされていた。
それを覆す発表は日本では当時の権威筋からは受け入れられず、4年後にヨーロッパの研究者が発表したことにより追認のような形で認められることとなったそうだ。 続きを読む
2008年03月17日
いつか僕もアリの巣に

新刊のアリの本が届きました。
タイトルは「いつか僕もアリの巣に」 著者は日本蟻類研究会の大河原恭祐さんです。
リンク先のおおのさんのブログにも速報が出てました
先ずはうちのカミさんが興味を示して一気読み。
彼女は庭のアミメアリもトビイロケアリもトビイロシワアリも「同じに見える」ごく普通の一般人ですが興味深く読めたそうです。
一般人や入門者にも読みやすく書かれておりますがマニアックな内容もたくさん。
蟻の情報は過去いろいろ得てきたのだが「へ~!」って言うのがまだまだ出てきますね。
アリ飼いの方はご家族に何気なく勧められてはどうでしょうか。
ただし興味を持たれるのと飼育に寛容になるかどうかは別でありますが。
2008年02月13日
アリ資料発見
アリの資料を調べる中で地域のアリの種類を調べた興味ある文献にあたった。
シン・ハンさんのリンク先にも無かったのでここに載せておく。
表題 (中学クラブ活動)アリを用いた環境及び生物多様性の学習
東京都多摩市で数年前にクラブ活動を通して調べられたようだ。 続きを読む
シン・ハンさんのリンク先にも無かったのでここに載せておく。
表題 (中学クラブ活動)アリを用いた環境及び生物多様性の学習
東京都多摩市で数年前にクラブ活動を通して調べられたようだ。 続きを読む
2008年02月09日
クロキクシケアリに刺されてみる実験

昨年の採取会で持ち帰り越夏出来ずに滅びたクロキクシケアリ。
コロニーが全滅する前に、刺されたらどんな症状がどの程度でるのか?
と言う実験を8月に試みていた(良い子は真似しないでね)。
日本産のアリでは毒針を持たない種の方が少ない。
アリ科が10亜科に分類され、その中で針を持たないのはヤマアリ亜科(クロヤマアリ・クロオオアリなど)全種とカタアリ亜科(アルゼンチンアリ・ヒラフシアリなど)全種とフタフシアリ亜科の一部(オオズアリなど)であろう。
しかし人の皮膚を貫通できるほどの強さの針を持つ種は限られている。
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2008年01月02日
年始のご挨拶

明けましておめでとうございます。
昨年同様、本年も宜しくお願いいたします。
日本で数少ないアリの同好諸氏の皆様、今年も地道に情報や研究を積み上げていきましょう。
今年の抱負を少々書いてみました。 続きを読む
2007年08月13日
資料発見
徳島県でのアリの分布及び生態に関する調査に関する資料を見つけました。
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/24/2410.html
昭和52年の1000メートル級の山での調査がまとめられています。
既出かな? 昔の会誌とかに載ったんだろうか。
シン・ハンさんのリンク先にも無いようだったので知られていないのでは?と思い載せてみました。 続きを読む
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/24/2410.html
昭和52年の1000メートル級の山での調査がまとめられています。
既出かな? 昔の会誌とかに載ったんだろうか。
シン・ハンさんのリンク先にも無いようだったので知られていないのでは?と思い載せてみました。 続きを読む