2009年04月24日
アメイロケアリ 蛹化始まる

越冬中も越冬後も上手くコロニーを維持できているアメイロケアリ。
活動も活発になってきた。
現在メイド役のトビイロケアリのワーカー約200を中心に子育ても順調に進んでいる。
越冬した幼虫も蛹化する個体もボチボチと出始めた。

繭を中心に撮って見た。
繭の大きさから昨年の第一期生よりも大きな個体が生まれそうな気がする。
残りの幼虫は数百。
200匹のワーカーで数は足りるだろうか。
幼虫に対して子育て約のワーカーが、十分か不十分かは定かではない。
もし不十分だとしたら・・・
ケアリ系の寄生実験では女王がメイドに馴染んだら、できるだけ沢山のメイド役の繭を投入したほうが良いと思われる。
少なければ数百~千近い幼虫を上手く育てられないかも知れない。
不足を感じて翌年の春にメイドを増やそうにも、活動初期には野外から多くの繭が手に入らないのだ。
ところでアメイロケアリの人工蟻巣を覗いても卵塊が見られない。
他の方のブログではとっくに産卵が始まっているのに。
もしかして巣内にいれた朽木の陰に隠れて見えないだけなのかな?
この朽木、観察には邪魔でも役には立っているんですよ。
アリが細かく砕いて建材化して水場と巣を繋いだり、食べ切れなかったゼリーを覆ったり。
でも数が増えてきて新しい蟻巣に移すときには巣の中には入れないでおこうかな。
Posted by like a stream at 00:37│Comments(2)
│アメイロケアリ
この記事へのコメント
メイド約のアリさんですね?不足なんですね?秋葉原がちょっと頭に浮かびます。エプロンしたメイドアリさんですか?とにかく飼育頑張って下さいね
Posted by たーくん at 2009年04月24日 23:09
たーくんさん、ようこそ。
顕微鏡で見るとエプロンしたメイドアリさんが懸命に女王アリの世話や子育てをしております^^。
顕微鏡で見るとエプロンしたメイドアリさんが懸命に女王アリの世話や子育てをしております^^。
Posted by release-windknot at 2009年04月25日 23:38