2019年05月29日
標高1200m御在所岳山頂付近のアリ相

三重県と滋賀県を分ける鈴鹿山脈の北よりのピークの一つ。
山頂付近は灌木や開けた草地や一部湿地も見られる。
三重県下唯一のスキー場がありリフトもある。
で、前記事でヒゲナガケアリを見つけたことを書いたが、今回は他のアリ相を書いておく。

大きさも有って一番目立つハヤシクロヤマアリ。
普通のクロヤマアリも居るけど、そちらは見つけるのが困難なくらい少ないかった。

旧シワクシケアリ系。
日陰を探すと少し居る。

ケアリ属は3種。
ヒゲナガケアリとハヤシケアリとトビイロケアリ。
ハヤシが一番多かった。
山頂で見つけたのは以上の6種と少ない。
昔来た時にはクロオオアリとトビイロシワアリもいたような気がするんだが・・・記憶違いだったのかも。
山のふもとではアシナガアリとかムネアカとかやや山地系の種が沢山見られるのに標高1200mでは生息できる種が絞られてしまう。
北方系の種が見られたらって思うのだが・・・アカヤマアリ系とか居ないのかな?
2018年06月02日
オオハリアリのオスが飛来
2017年12月13日
アブラムシに群がるアミメアリの動画をUP

今年はオリンパスtg-4を購入して幾つか動画を撮った。
まぁまぁ撮れてるかな。
もうちょっと上手く光を回せたらって課題もある。
動画はこちらから
↓
https://youtu.be/a7QSPw_GGuY
キチン質の外骨格に覆われた体だけどズームしてみるとすごく滑らかに動く。
ピントが合った時には尖った前伸腹節刺や体毛も映ってる。
ただもう少し落ち着いたカメラワークをしないとって反省。
2017年05月13日
アメイロアリのオスの行動の動画をUP

5月11日、アメイロアリの飛行も見られた。
小石の上で動き回るオスアリをメインに動画を撮った。
他のオスアリとバッティングすると激しく追い払う。
そんな様子も何とか撮ることができた。
有翅メスが飛んできて交尾シーンが撮れれば・・・これは空振りでした。
動画はこちらから
↓
https://youtu.be/LrPNAB4HxjA
有翅メスがカメラを向けた石の上に着陸すれば交尾シーンの動画も撮れる。
待ち続ける根性も、どのオスが良い物件をキープしているのか?を見分ける能力も必要かも知れん。
アメイロアリの脱翅メスの採取は動きが速いのと体が柔らかいので難しい。
今回も土ごと掬うつもりだったのだが・・・
アメイロアリの場合は吸虫管又は毛の柔らかい筆が必要。
2017年05月11日
クロナガアリとアメイロアリの飛行が有った日

岐阜県本巣市の標高35m付近の河川敷にて。
10時ころ気温が上がってクロナガアリが沢山出ていた。
クロナガアリのオスアリが集団飛行して蚊柱みたいにアリ柱ができているのを初めて見た。
そこに有翅雌が飛んできて交尾する。
地面にはこれから飛ぼうとするアリと脱翅した雌が混在。
脱翅雌がワーカーに捕えられているシーンも多く見られた。
巣への引き込み行動ではなく、淘汰しようという様子。
たぶん自分のコロニーの縄張り内に新たなコロニーができないようにするためと思われる。

午後にはアメイロアリが飛行。
小石の上にオスアリが点々と陣取っている。
交尾するシーンは見られなかったが脱翅雌が歩いていた。
後日動画を公開予定。
2017年03月18日
アジサイの枯れ枝からムネボソアリ採取の動画をUP
2016年07月14日
ハリアリ飛んだ

一昨日、近年集客力の落ちている玄関先の外灯で収穫あり。
ケアリのオスが多くはないが飛んでるな、ってその中に・・・動きに違和感のある1匹を見つけた。
たぶんハリアリ!見失わないうちに何とか手中にしてケースに入れて・・・当日はそこまで。
それを先ほど取り出してカメラで撮った。
左がハリアリ亜科の有翅雌で右が比較用のケアリ属のオス。
ケアリがもっと飛んでたら紛れて見逃したかも知れんな。
ひょっとしたら毎年見逃してたのかも。

体長は4.5mmほど。

尾端に針が見える。
※7/17に訂正&加筆
この大きさだったらオオハリアリじゃないか!
何か凄いボケてた。
普段見ているオオハリアリのワーカーのほうが大きいような気がして甚だしい勘違いをしてた。
たぶん下の画像のオスアリもオオハリアリだろう。
種はなんだろう?
同定にはハリアリ属とニセハリアリ属の分岐で腹柄節下部突起の窓を確認せねばならんのだが上手く見えるか?
ぶっちゃけ、大きさから見るとテラニシハリアリが近いか。
ヒメハリアリやクロニセハリアリの女王は(見たことが無いけど)もっと小さいと思う。

さらに昨夜、外灯を見たら(たぶん)ハリアリ亜科のオスアリ発見。
体長は4.5mmほど。前夜の有翅雌と同種かどうかはさっぱり分からん。
同種だと想像するにはオスのサイズがちょっと大きいような気がする。
動き回ってなかなか良い画像が撮れない。
捕獲しようとしたらどっかに飛んでった。
2016年05月13日
またクロオオアリ飛行空振り記録
2016年05月08日
クロオオアリ飛行空振り記録
あにまりあさんのHPの掲示板で5/3に所沢でクロオオアリの飛行の情報を得た。
16時にクロオオアリのコロニーの多い園地に行ってみたがさっぱり。
巣口から顔をちょっとだけ出した有翅雌を1匹みたきり。
その他飛行の形跡なし。
webからの最高気温は23度だった。もっと上がったかと思ったのだが。
行ったのは標高100mくらいの園地だが、もっと下を探せば良かったか。
飛行後の脱翅雌の採取を期待したがこの地方ではちょっと早かったようだ。
16時にクロオオアリのコロニーの多い園地に行ってみたがさっぱり。
巣口から顔をちょっとだけ出した有翅雌を1匹みたきり。
その他飛行の形跡なし。
webからの最高気温は23度だった。もっと上がったかと思ったのだが。
行ったのは標高100mくらいの園地だが、もっと下を探せば良かったか。
飛行後の脱翅雌の採取を期待したがこの地方ではちょっと早かったようだ。
2015年06月21日
クロヤマアリ雌雄 大型・小型タイプの比較 静止画

有翅メスの横並び比較。
頭部胸部腹部とも差がある。
胸部の厚みも違う。
特に腹部は縦横比率も違う。
見慣れてくると大型と小型がそれぞれ歩いていても比較しなくても外見の違いを感じる。

正面からの比較。今度は左に大型タイプ。
頭部の大きさは違うけど、縦横比率とかはどうなんだろう。
これから先、続きには頭部だけの画像もあるので見たくない人は入らないでください。
続きを読む
2015年06月20日
クロヤマアリ 有翅メスの小型・大型タイプの体格差の動画
大型タイプの有翅メスを掘ってきて小型の雌雄に混ぜて動画を撮った。
最初は大型が小型のメスを攻撃していたが、馴染んで並ぶ時間も増えた。
大型の翅の先端が折れ曲がっているのがちょっと残念。
羽化してからの時間が短いのか、飛翔後個体ほどは腹節が伸びていない。
それでも体格差は見て取れると思う。
東京のフッカーSさんから東京23区内で小型タイプの有翅メスの発見の情報をいただいた該当の記事。
ありがたい限りだ。
でもやはり関東では少ないのかも知れん。
三重県北部でも小型タイプの垂直分布はかなり低いラインじゃないか?って想像している。
静止画での比較画像も載せる予定。
2015年06月18日
クロヤマアリ(小型タイプ)有翅メスとオスアリの動画をup
雌雄とも体長8.5mmくらい。
複数のコロニーを掘ったけど大型と小型が同じ巣から出ることは無い。
大型タイプのメスも掘ってきて比較動画を編集中。
オスも大型と小型では体格差があるみたいだ。
2015年06月07日
アミメアリの動画をUP
アギトアリを探しているときに廃材をどけたらアミメアリの巣。
卵がたくさんありました。
徐々に拡大して撮ってる。
これ以上の接近も可能だが、固定と照明を工夫しないときれいに撮るのは難しいな。
これくらいが手持ちのコンデジの限界か。
2015年05月29日
クロヤマアリ 女王の繭

アリの活動が活発になって色々と見かけるようになった。
この地ではもうクロオオアリやムネアカも随分と飛んじゃってるだろうな。
公園に探索に行ったりしたが良い条件日にはなかなか合わず。
別の日にはアメイロアリのオスが石の上で主張してた。
動画を撮ろうと思ってカメラを取ってきたらもう居なくなってた。
アメイロアリの脱翅雌も見かけたがとても捕獲できる状態ではなかった。
推定ムネボソアリのオスアリが車の窓に止まった日もあった。
あにまりあさんのムネボソアリの飛出時期のデータと照合しても一番早い。
でも捕まえてみないとしっかりと確認できない。
今日はクロヤマアリの巣でちょっとだけ土を剥してみた。
女王アリの繭が多く保管されていた。
羽化して飛ぶのはいつだろう。
関東では5月に飛んでるデータがいくつもある。
でもこちらではまだ繭だし、5月に巣を掘っても翅アリを見たことがない。
地域差以上の何か?があるのだろうか?
2014年09月18日
サムライアリの奴隷狩り 清水寺境内にて の動画をup

サムライアリの顔をup。
鎌状の大あごが皮膚に食い込んでますね。
サムライアリは見ても奴隷狩りを見るのは何年振りか。
やっと目にしたポイントが清水寺とは・・・
しかも何万人もの参拝者でごった返す秋の休日・・・何でこんなところで見つけちゃうんだろう。
参拝の主道から外れて通行の邪魔にはならないポイントではあったが・・・
しゃがんで動画を撮ってる最中にも背中に視線が刺さるのを感じる。
時間がない、ピントが合わないって慌ただしい撮影でした。
クロヤマアリの巣穴からサムライが収穫なしに出てきて入念に身繕いをする。
臭い付けをしているようにも思える。
クロヤマのワーカーを手懐けるためか。
短時間ながらワーカーを連れ帰るシーンが何度か見られた。
2014年01月29日
竹割り採取の様子をYOUTUBEにupしました
2013年08月29日
夜の自販機、再び

箕面でも神奈川でもアギトアリのオスが飛んだと情報を戴いた。
宇賀渓コロニーでも飛んでるかも?
風も弱まりやや蒸し暑い感じ。
20時、現地の道路標示の示す気温は25度。
体感ではずっと暑く感じる。
で、到着して自販機を見るとケアリだらけ・・・
数十分間、現地にてアギトアリの雌雄を探すが見つからず。
続きを読む
2013年08月21日
夜の自販機に行ってみた
Sさんのブログでは8/15にアギトアリの新有翅雌の歩行が観察されている。
ひょっとしたら宇賀渓コロニーで気の早い個体が飛行していないか、確認に行ってきました。
結論から言ってまだ飛行は見られず。
20時、現地で車載気温計の示す外気温は28度。
自販機には少数のケアリの翅アリ。

ケアリの雌がいた。
遅く飛んだトビイロケアリだろうか。
でもちょっと色が薄いし翅と体長のバランスも違うような気がする。
ケアリ亜属の雌はよく分からない。
とりあえず2匹を捕獲。 続きを読む
ひょっとしたら宇賀渓コロニーで気の早い個体が飛行していないか、確認に行ってきました。
結論から言ってまだ飛行は見られず。
20時、現地で車載気温計の示す外気温は28度。
自販機には少数のケアリの翅アリ。

ケアリの雌がいた。
遅く飛んだトビイロケアリだろうか。
でもちょっと色が薄いし翅と体長のバランスも違うような気がする。
ケアリ亜属の雌はよく分からない。
とりあえず2匹を捕獲。 続きを読む
2013年05月24日
クロヤマアリ 謎の緊急退避の動画をUP
ふと立ち寄った園地にて。
なにやらクロヤマアリの巣口が騒がしい。
パニックの原因は地下にあるのだろうけど・・・
掘り返したら原因が分かったかも。
でも道具もないしすぐに携帯で呼び出されて謎のまま。
以前にアミメアリに巣穴を乗っ取られたクロヤマアリの記事を書いた。
今回も原因はアリなんだろうか?
地下が見られたらスッキリしたのだが・・・
2012年10月26日
植物園の温室のアリの探索

名古屋市の東山動植物園にやってきました。
最初の画像は植物園の温室です。
温室というのは特殊な環境。
植物の移植も多い。
以前アシジロヒラフシアリがいたという記載を記憶している。
ひょっとしたら他にも原産地とここでしか見られないような種がいるかも。
続きを読む