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2008年01月08日

クロヤマアリの単雌と多雌

 クロヤマアリのコロニーを今まで女王アリに行き着くまで何例か掘り返したが、付近のクロヤマアリは全て多雌であった。
庭のコロニーも多雌で引越しの時に立ち会えれば何度も女王が運ばれてくるので女王の捕獲は容易である。

 クロヤマアリは東日本では単雌で西日本では多雌の傾向があると言われているが、我が家の近郊では多雌のコロニーしかいないと思っていた。

 しかし昨年、標高60~70メートル付近の丘陵地を子供と散歩中、投棄されたコンクリートをひっくり返すとクロヤマアリのコロニーが有って今まで見た多雌タイプの女王アリよりも一回り大きな女王が単雌でいた。
 この大きさだとハヤシクロヤマアリか?とワーカーを注意してみたがクロヤマアリだった。
 近所にも単雌型のクロヤマアリがいる!私にとっては大きな発見だった。

 しかしその時には採取できるような入れ物が無かったのでコンクリートを元に戻し、数日後に採取道具を持って出向いたが巣は引越しした後で単雌の確信は持てなくなった。

 単雌型と多雌型はワーカーでの区別が付かないが女王の大きさが違うのでは?
アズマオオズアリが西に向かうにつれて徐々に山地性になるようにクロヤマアリの単雌型も標高を揚げていくのでは。 
多度山地や鈴鹿山脈でも標高を上げていけば単雌型クロヤマアリがいるのでは。
それを採取して比較が容易に出来るように単雌型と多雌型の女王を並べて画像を残すのが今年の課題である。

 ただ単雌型が一回り大きいというのも今のところ実測に基づかない感覚であるし、多雌型が単雌でいることもあるだろうしややこしい課題である。




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