2007年09月15日
初秋に飛ぶケアリ寄生種

ケアリ属の寄生種がメスだけでも20頭ほど集まってきたので採取した。
初秋に飛ぶとは思っていなかった。
8.5ミリほどで腹部が頭部より明らかに大きなタイプAと、6ミリほどの腹部が頭部より少し大きいだけのタイプBがいて、どう見ても別種に見える(画像に写っているスケールは一目盛が5/6ミリ)。
家に帰ってデータベースで同定を試みるがこれが凄く難しい。
小あごひげが短いのでケアリ属07か02に該当する。
その先はワーカーの色が黒か黄色かで分けられる。
腹部の大きなタイプはアメイロケアリに印象が似ているので02に入る(もしワーカーが黒かったら全く別の種になってしまう)。
腹柄節の気門の位置を確認したいのだが小さいし見やすい位置にもって来れない。
やっと見えた。
腹柄節の低い位置にある。ケアリ属13へ進む。
前伸腹斜面は側方から見てゆるく弧をえがくか直線的か?
背中の後ろが弧をえがいているように見える。
ワーカーを同定するためのこの基準がメスアリにも当てはまるとしたらミヤマアメイロケアリになる。
まれな種のようだ。
もう一方の小さなタイプBは元気に動き回っていて同定が難しいのでまた後日。
たぶん、クサアリモドキかモリシタケアリかになりそうだ。
その先はワーカーの色が黒か黄色かで分けられる。
腹部の大きなタイプはアメイロケアリに印象が似ているので02に入る(もしワーカーが黒かったら全く別の種になってしまう)。
腹柄節の気門の位置を確認したいのだが小さいし見やすい位置にもって来れない。
やっと見えた。
腹柄節の低い位置にある。ケアリ属13へ進む。
前伸腹斜面は側方から見てゆるく弧をえがくか直線的か?

背中の後ろが弧をえがいているように見える。
ワーカーを同定するためのこの基準がメスアリにも当てはまるとしたらミヤマアメイロケアリになる。
まれな種のようだ。
もう一方の小さなタイプBは元気に動き回っていて同定が難しいのでまた後日。
たぶん、クサアリモドキかモリシタケアリかになりそうだ。
Posted by like a stream at 06:47│Comments(0)
│野外のアリ