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2010年06月21日

アズマオオズアリとハヤシケアリ

アズマオオズアリとハヤシケアリ
  山寺でのアリの1シーン。
 境内ではアシナガアリの密度ばかりが目立つ。
 餌を数箇所置いてみた。
 アメイロアリは寄ってくるけど、餌を持ち帰るのはアシナガアリばかり。

  山地の日陰に多いはずのアズマオオズアリがまったく見当たらない。
 境内の外れでやっと見つけたアズマオオズアリの写真です。
  ハヤシケアリの通路で複数のワーカーに取り押さえられている。
 ケアリの右端のワーカーを見ると右の大アゴが欠けている。
 アズマオオズアリの兵アリには、ケアリの大アゴを折るパワーがあるのだろうか。

アズマオオズアリとハヤシケアリ
  通路を行きかうケアリが入れ替わって攻撃する。
 もはや逃れることは不可能。 
 うっかり通路に立ち入ってしまった不幸か。



アズマオオズアリとハヤシケアリ
  しばらく見ていたらアズマオオズアリが出てきた。
 上方にいる兵アリの後ろが巣の出入り口だった。
 巣穴のすぐ近くがケアリの通路になってしまった故の摩擦だったのか。
 巣の出入りの確保と、片や補給路の確保。
 どちらも譲れない状態。
 

アズマオオズアリとハヤシケアリ
  一時は複数の兵アリを含む集団が巣穴から出てきた。
 兵アリと組み合う時には蟻酸の攻撃もあった。
 だが大半は戦わずして、例のケアリのツンツンとした突っかかる仕草で押し戻してしまう。
 この辺り、犠牲を出さずして制圧するケアリのやり方はいつも上手いなと思う。

  ハヤシケアリはアズマオオズアリの巣穴を封鎖する気はないようだ。
 庭のオオズアリとトビイロケアリの関係で同様の事態を見たことがある。
 通路に当たったオオズの巣穴の周りを常に数匹で囲んでツンツンする。
 1匹も巣穴から出さないぞ!って感じで何日も封鎖していた。

  そのオオズアリのコロニーは滅びたのか、雨か何かのタイミングで引越しできたのかは分からない。
 庭のオオズアリのコロニーの数が減っているように見えるので滅びたのかも。
 せっかく観察用に近所の公園から捕って来たオオズアリ。
 庭で定着したのに「やめてくれ!」って思ってもどうしようもない。
 種の構成がどんなバランスになるかは生息環境次第ですからね。





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