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2012年10月20日

アギトアリの飼育の様子

アギトアリの飼育の様子
 とりあえず石膏巣に入れてみたけど脱翅も産卵もする気配は無し。
右側が住居部で左のケースが餌場。
現在ワーカーが9匹と有翅雌が10匹。
住居部で大き目の水滴のように点々と光っているのは昆虫ゼリー。
餌場からゼリーの小片を持ち込んで床にじか置きする。
食べ残しからカビが生えそう。

アギトアリの飼育の様子
 左が水場、右のキャップには昆虫ゼリー。
けっこう水場にたむろしていることも多い。

 昆虫ゼリーを与えた直後、ワーカーが三々五々集まってくる。
ワーカーが他のワーカーを呼びに行く行動は見られないのに集まる。
何かフェロモンでも出してるのか。

 ワーカーがゼリーを吸って住居部に戻っても、口移しの栄養交換が見られない。
ゼリーを吸っても腹部が膨らまない。
食料庫としての、そのうが発達していないようだ。
それでゼリーの小片を持ち帰って床に置くのだが有翅雌がそれを発見して食べるときもある。

 シロアリを与えたが追いかけることはなかった。
しかし目の前にきたら瞬殺。
前足を手のように使ってシロアリを支えて大顎で肉団子状にする場面が見られた。
大顎と前足を器用に使っている。

 何かのタイミングで産卵すると思うんだけどな。
そうでないとあれだけの有翅雌が飛ぶ意味がない。
産卵の条件は何なのだろう。
栄養状態なのか、サクラの開花みたいな条件なのかも。
とりあえ産卵を期待して世話をしてみます。


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