2008年02月25日
竹トラップを割ってみる

昨年冬に庭に沢山の枯れ竹を放置してきた。
越冬時にはどんなアリが竹筒を利用しているのか割ってみることにした。
大体の見当は付いている。
一番の期待は毎年玄関の外灯に飛来するヒラズオオアリのコロニーが何かの間違いでも入っていないか・・・なのだが。
庭から集めた枯れ竹を数えたら23本。
こんなに置いたっけ?
大半が竹林から拾い集めて持ち帰ったものだ。
アリの活動期にはトビイロケアリ、ハリブトシリアゲアリ、ウメマツオオアリ、ムネボソアリ、トビイロシワアリが枯れ竹を利用していた。

庭に放置する前に竹にドリルで穴を開けておいた。
画像の様に穴を詰め物で塞いであるとアリが利用している可能性が高い。

ヒラフシアリのワーカーが20匹ほど出てきた。
地面に接した竹の肉質の虫食い部分の僅かな穴に入っていた。
残念ながら女王は見付からない。
地面に落としてきてしまったのだろうか。
女王つきなら飼育してみたかった種だ。
私の僅かながらの観察例からコロニーを構成するワーカーの数は余り多くないような気がする。
竹の節の様な大きな空間はヒラフシアリには不要なのかもしれない。

ヒラフシアリが利用していた地面に接した部分のすぐ上の節。
ウメマツオオアリがサテライトとして利用していた。
ウメマツオオアリのサテライトはこのほかに3っつ。
合計4個のサテライトがあった。

ウメマツオオアリの女王を含むコロニー。
これを含めて合計3っつ。
どれも単雌であった。
ただこれらのコロニーを混ぜたがワーカー同士が対立する様子がない。
同一のコロニーで女王が分かれて住んでいた可能性がある。
あるいはワーカー共有システムがあるのだろうか?

地面に接した節にトビイロシワアリのワーカー約50匹。
そのすぐ上はムネボソアリのワーカー20匹。
どちらも女王が見付からず。
トビイロシワアリの女王は地中にいるとしてもムネボソアリの女王が見付からなかったのは解せない。
サテライト?ムネボソアリでもあるのだろうか。
単なる見落としか。
冬季の利用数は23本中9本だった。
状況は上記以外にアメイロアリが土中部分を利用していた。
今回準備した竹は枯れ竹に穴を開けただけのものであった。
割るときにアリが飛び散ってしまうので、トラップとして仕掛ける前に割っておいてテープで止めておく方法をお勧めする。
また、竹の一端を土中に埋めておくと利用率が高まる旨をいるまえかわ氏(ハンドルネーム)がどちらかの掲示板で語られていて実践したところ、活動期には(たぶん越冬期でも)確実に利用率が高まったことを報告しておく。

庭に放置する前に竹にドリルで穴を開けておいた。
画像の様に穴を詰め物で塞いであるとアリが利用している可能性が高い。

ヒラフシアリのワーカーが20匹ほど出てきた。
地面に接した竹の肉質の虫食い部分の僅かな穴に入っていた。
残念ながら女王は見付からない。
地面に落としてきてしまったのだろうか。
女王つきなら飼育してみたかった種だ。
私の僅かながらの観察例からコロニーを構成するワーカーの数は余り多くないような気がする。
竹の節の様な大きな空間はヒラフシアリには不要なのかもしれない。

ヒラフシアリが利用していた地面に接した部分のすぐ上の節。
ウメマツオオアリがサテライトとして利用していた。
ウメマツオオアリのサテライトはこのほかに3っつ。
合計4個のサテライトがあった。

ウメマツオオアリの女王を含むコロニー。
これを含めて合計3っつ。
どれも単雌であった。
ただこれらのコロニーを混ぜたがワーカー同士が対立する様子がない。
同一のコロニーで女王が分かれて住んでいた可能性がある。
あるいはワーカー共有システムがあるのだろうか?

地面に接した節にトビイロシワアリのワーカー約50匹。
そのすぐ上はムネボソアリのワーカー20匹。
どちらも女王が見付からず。
トビイロシワアリの女王は地中にいるとしてもムネボソアリの女王が見付からなかったのは解せない。
サテライト?ムネボソアリでもあるのだろうか。
単なる見落としか。
冬季の利用数は23本中9本だった。
状況は上記以外にアメイロアリが土中部分を利用していた。
今回準備した竹は枯れ竹に穴を開けただけのものであった。
割るときにアリが飛び散ってしまうので、トラップとして仕掛ける前に割っておいてテープで止めておく方法をお勧めする。
また、竹の一端を土中に埋めておくと利用率が高まる旨をいるまえかわ氏(ハンドルネーム)がどちらかの掲示板で語られていて実践したところ、活動期には(たぶん越冬期でも)確実に利用率が高まったことを報告しておく。
Posted by like a stream at 23:36│Comments(0)
│庭のアリ
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