クロオオアリの空調システム
暑いですね。
今日も各地で観測史上の最高気温を更新したようです。
クロオオアリの飼育ケースで水場に朽木を入れておいたら、それを加工して巣口付近に広げました。
これは別のクロオオアリのコロニー。
毛細管現象で巣口まで水分が来る仕組みになっています。
これで巣の中が乾燥し過ぎる事が無いし、水の蒸散による冷却効果もあると思えます。
ムネアカオオアリにも同様に水場に朽木をセットしてあります。
でも巣の中にある朽木は部屋材として加工するのに、巣の外にある朽木をクロオオアリのように加工しようとしないんですね。
両者は元々の身体的な耐暑能力も違うのでしょうけれども、さらに暑さをやり過ごす工夫をクロオオアリの方が持っているように思えてきました。
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