庭のアズマオオズアリ壊滅か?
6~7年前からあるアズマオオズアリのコロニーのワーカーが2週間前から地表に姿を現さなくなった。夜間も雨後も。
アズマオオズアリの初期コロニーは毎年1~2個現れるのだが2年目の壁を越えられずに滅びていく。
大概は庭の最優占種トビイロシワアリに淘汰されるのだ。
庭ではアズマオオズは育たないものと諦めていたのだが数年前に規模を拡大したアズマオオズを見つけた時にはとても嬉しかった。
今回の壊滅の原因はトビイロケアリのコロニー拡大にあるようだ。
トビイロケアリも毎年2~3の初期コロニーが現れるのだが2年目で滅びていく。
庭のアリを観察し続けて、去年初めてトビシワの制圧を免れ3年目を迎えたトビイロケアリが現れた。
去年、手狭になった巣からアズマオオズのコロニーのある木の株に引越して4年目を迎えた。
昨年はアズマオオズとのいざこざはトビイロケが避けたためか余り目にする事はなかったのだが、今年は数も増えワーカーも大型化してきて地表のアズマオオズを圧倒するようになった。
地表を徘徊するトビイロケの数から想像してワーカー数は数千に達しているだろう。
アズマオオズのコロニーも発達していたので、梅雨明け頃までは巣の入り口を封鎖されても複数の別の入り口からワーカーが出入りしていた。
今では出入りできそうな辺りの地表は全て制圧され、元の巣からもトビイロケが出入りしている。
アズマオオズは地中ではまだ生きているだろうか?涼しくなってドッと雨が降った後にひょっこり巣口を開けて出てくることを期待したいのだが、トビイロケの勢いを見ていると無理な願望の様な気がする。
トビイロケは北隣家の庭に大コロニーがあって毎年梅雨頃から家の庭に進攻してくる。
アズマオオズも東隣家との壁の狭い隙間に以前からコロニーがあるのだが観察できる位置ではないしワーカーも庭には中々入ってこられない。
庭のコロニーでトビイロケとアズマオオズのどちらを残したいかと言えばアズマオオズである。
残念だが上手くは行かないものだ。
※追記
本日は岐阜県と埼玉県で40.9度と日本の最高気温の記録を更新した日でありました。
もう更新しなくてよろし!
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