オオズアリ寒中引越し
ここ2~3日寒波で朝は氷が張るようになりました。
人工蟻巣の置いてある室温は恐らく早朝には2~3度くらいには下がったと思います。
朝、オオズアリの蟻巣を見たら室温5度の状態で足を上に向けてひっくり返った職アリが100体はいたでしょうか。
冷え込んで死んだのかと思ってましたが死寸前の仮死状態だったようで、夜には皆歩いておりました。
餌場に出された新しい死体は1体だけで、冷え込みに因る大量死は免れたようです。
12月の最初の冷え込み時に大量死が出たのに更に厳しい寒波では死者が出なかったのは耐性のある個体が残っているからなのでしょう。
それでももっと厳しい寒冷地並みの冷え込みがあったら全滅でしょうね。
1月10日の記事で引越し用の蟻巣を新たに繋いだことを書いたのですが昨日から引越しが始まりました。
新しい巣には繋いだ直後から10匹程度のアリが留まっている状態が続いておりました。
その後に動きが無いので引っ越すとしても春になってからかと思っておりました。
アリのために石油を炊かないこの部屋の室温は現在8度ですが極めてゆっくりとノロノロ引越しが進行中です。
進捗状況は8割くらいか。
こんな寒いのに引越しするとは。
今回の寒波が契機となったのでしょうか。
オオズアリは寒さに阻まれて北方や高地に進出できないアリなのですが耐寒温度の基準も知りたいところです。
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