クロオオアリの脱翅雌を掘ってきた
夕方、クロオオアリの多い近所の公園にて。
脱翅雌が地表を徘徊する場面には出くわさなかった。
今日は風も気温も条件が悪くて飛行は無かった様子。
脱翅雌が土を掘った跡を見つける。
産卵室は地表から数センチの位置。
大げさに掘る必要は無い。
ただ土中のアリを潰さないように気をつけるのみ。
3個体を掘り出した。
石膏を敷いた連結ケースに入れた。
約50日後にはワーカーが誕生する予定。
掘り出した時、どれも産卵した卵は見当たらなかった。
巣穴の入り口のアリが掘った土粒も新しい。
飛行日を天候から逆算して想像すると25日(火)かな。
ただこの日も大規模飛行は無かったと思う。
発達したコロニーの様子を見るとまだかなり翅アリが残っている。
今年はこの地では大規模飛行が起きるほどの好条件の日が今まで無かったように思える。
暫くは気温が高ければ小規模の飛行が有るんじゃないかな。
次の雨後で気温が上がれば中規模くらいの飛行もあるかも知れん。
平地でもまだ脱翅雌が拾えるチャンスが残ってます。
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