会報&サムライアリの寄生率

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2009年12月12日 00:49


  楽しみにしております日本蟻類研究会の会報が届きました。
 ・・・英文・・・多すぎ。

  それはさておき、どの項目にも興味を引かれるのだが・・・
 サムライアリとクロヤマアリの巣を複数掘ってコロニー構成要員や巣の構造を綿密に調べた記事が。

  その記事の調査主旨とは少し違うけどサムライアリの寄生率をうかがい知ることのできる記載が。
 サムライアリの寄生率、以前から知りたい項目でありました。
 調査地点は埼玉県・東京都・茨城県・山梨県。
巣の入り口から20×20×20センチを掘ってサムライアリの有無を確認する方法。
500以上の対象から27のサムライアリの巣を発見したとある。
調査機関の最も長かった水戸市の調査地では約250のクロヤマアリの巣から11のサムライアリ・・・

 割合にすると5.4%と4.4%になる。

 自分の感覚からすると「そんなにいるの?」
自分の予想よりもはるかに高率であった。

 統計として数値は記録していないけど、ここ3年間くらいに50箇所くらいは活動期のクロヤマアリを掘ったと思う。
 でも一つもサムライアリに当たらない。
 子供の頃からすると100箇所以上は掘っていると思う。
 結果、発見できたサムライアリは1箇所だけ。
  
 数少ない経験だけど活動期に地表近くでも幼虫やサナギが出る辺りまで掘ればサムライアリがいれば見つかるはず。
 会報の記事でも巣口上にタイルを置いてタイル下に巣を作らせて有無を調べる手段も載せているので(タイルを通行人が移動させたりして巣が作られなかったりするので結果としては掘る手段が採られている)数少ない経験から得られた知識も誤りではないようだ。

 なぜ自分はサムライアリに当たらないのだろう。
もの凄~く運が悪いことも考えられる。
でもひょっとして寄生率には地域差があるのかとも思える。
単雌が多い地域と多雌が多い地域の差とかもあるのだろうか。
関西以西の方の感じる寄生率も伺ってみたい。


 情報収集が便利なご時勢になったのだから、全国に調査員を募ってデータを集めることが出来れば面白い。
 調査員の資格はクロヤマアリとサムライアリをひと目で見分けることができること。
 各調査員が活動期にランダムにクロヤマアリの巣を幼虫やサナギが見つかるまで掘ってサムライアリの有無を調べる。
 報告項目は地名か、あるいは緯度経度と大まかな標高とサムライアリの有無。

 統計管理者が寄せられた報告をデータベースに入力。
これで寄生率の地域差や標高差がわかる。

 中部太平洋沿岸の平野部では1%程度って結果がでたら「運が悪いんじゃなかったんだ」って安心することもできる^^。


 こんな調査を誰かやってくれんかな~。

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