ヒラズオオアリ
7月29日に玄関の外灯に飛来した個体。
この辺りでの飛行のピークは7月の初旬~中旬。
もう今年は手に入らないかもと思い採取した。
ただし交尾しているかどうか不明。
樹木営巣種。
メジャーワーカーが頭部で巣穴をピッタリ栓をするようにして外敵の進入を防ぐことで有名。
女王アリの頭部も前面が直線的にそぎ落としたようなフォルムになっている。
コロニー初期の段階では女王も巣穴の防衛にあたるのだろうか。
女王を採取して何度試みてもコロニー化できない。
複数の女王をケースに入れておいたら接続用のビニールパイプの中で少量の産卵が一度見られただけ。
去年は生息条件に近そうな乾燥気味の隙間の多い朽木を準備して複数の女王を入れて放置しておいた。
何匹かは朽木に入り込んだが中がどうなっているのかさっぱり見えない。
もしワーカーが活動し始めたら良い生息条件を提供できた証になるのだが・・・さっぱりだった。
今年はこれ。
ビニールパイプに乾燥気味の朽木を詰めたもの。
朽木の隙間から中に入ることは出来る。
これなら産卵しても何とか見えそうだ。
でも今の所、入り込む気配は無し。
そもそも交尾していないかもしれない。
あ~、もっと沢山採取しておけば良かった。
あなたにおススメの記事
関連記事