御在所岳山頂でアリを見る
昨日、家族と共に御在所岳へ。
山頂から北方向を撮ってみる。
どこまでが鈴鹿山脈か分からないけど奥が深いですね。
標高1200m、地理的に日本海側と太平洋側の両方の影響を受ける。
色んな生物の南限や北限になっているそうです。
かつて2度ふもとから登ったことがある。
近年はロープウェイに頼ってます。
山頂には三重県唯一のスキー場がある。
スキーシーズン以外も観光リフトとして営業しています。
家族にちょっと時間をもらってアリ探し。
山頂付近は笹と背の低い木々。
崩れやすい花崗岩が露出した部分もおおいです。
花崗岩の隙間のハヤシクロヤマアリの巣口。
こちらはクロヤマアリ。
山頂の園地などの日当たりが良い場所で見られます。
僅かにでも日陰になるとハヤシクロヤマアリが棲む。
どちらかといえばハヤシクロヤマアリの方が優勢のようです。
ハヤシクロヤマアリは顔が面長で色合いが黒っぽく写っている。
クロヤマアリは頭部の横幅が広くグレーっぽい光沢。
慣れれば肉眼で外見上の違いが分かる。
比較するとより分かりやすい。
とは言え、見慣れないと微妙な差ですね。
胸部が明色の2色性を示すハヤシケアリ。
トビイロケアリもいました。
他にはトビイロシワアリとアメイロアリとシワクシケアリと思われるクシケアリの類。
見られたのは全部で7種のみ。
以前きた時にはクロオオアリもいたと思う。
ひょっとしたら亜高山種も、と思いましたが見られませんでした。
探索の範囲も時間も短かったのですが、もう少し手間を掛ければ別の種も見られるかも知れません。
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