枯れ枝で見つけたハチとアリ

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2009年02月17日 01:09


  ルリアリを探している時に枯れ枝から出てきた極小のハチ、体長2ミリ。
 集団で越冬中だったのか。
 ほんの一瞬ルリアリ?って喜んでしまった。

  虹色に輝く薄い羽がとてもきれいだ。
 花粉運搬用のフサフサした毛もないし小さいし寄生タイプなんだろうか?
 どんな生活を営んでいるんだろう。

 

  こちらは小さな枯れ竹から出たオオアリ属。
 女王アリ5匹で初期コロニーを創設したらしい。
 初期ワーカーが10匹ほどいた。

  いつものウメマツオオアリと思ったが何だか印象が違うような気がした。
 ウメマツオオアリ亜属であることは間違いない。
 見慣れたウメマツオオアリよりもワーカーの前胸部が茶色くない。
 イトウオオアリかホソウメマツオオアリか、はたまたやはりウメマツオオアリか。

  ホソウメマツオオアリは見たことが無いしイトウオオアリもじっくり見たことが無い。
 見たことがあってもこの3種の同定は肉眼での見た感じでは難しそうだ。
 同定のポイントは前伸腹節側縁の傾斜と腹柄節。
 まだ顕微鏡で見ていないけど初期ワーカーでも種の同定ポイントにはっきりと違いが出ているだろうか。
 ワーカーでホソウメマツオオアリかイトウオオアリと同定できたらウメマツオオアリとの女王と前伸腹節側縁の傾斜と腹柄節の 比較写真も撮りたい。
  

 

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