クロオオアリコロニー合体

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2007年09月20日 21:54

  9月7日に書いた女王アリの死亡したNO.9のコロニーを暫らく放置していたのだがNO.4に合流させた。
 NO.4については7月16日の記事参照。

 NO.4ではずっとワーカーが1頭のままで、産卵して幼虫が生まれても育たなかった。
ある日、幼虫も卵も全て無くなり女王のお腹がパンパンに膨れていた。
そしてまた産卵。

 同じ様な飼育条件でも順調に増えるコロニーに比べて結果が随分と違うものだ。
自然界でもこんな事があるのかどうか分からない。

 NO.4をそのまま様子を見るか迷ったのだが1週間前にワーカーを導入したらどうなるかを見たくてNO.9とのコロニーの合体を試みた。

 ケースの中に隣り合わせて巣のある小ケースを置き様子を見た。

 4日間、互いが無視するように何も起きず。
5日目、NO.4のケースにNO.9の12頭のワーカーと蛹幼虫が全てが引っ越していた。
6日目、全体がNO.9の小ケースに引越し。

 この時初めてNO.9の小ケースに2頭のワーカーの死体があるのに気付いた。
NO.9のワーカーはNO.4の女王を認めながらNO.4の1頭のワーカーは認めなかったという事か。

 あるいは女王を連れ去ろうとするNO.9のワーカーをNO.4の1頭が攻撃したのかもしれない。

 これでNO.9+4の合体コロニーは
Q1
W11
P5
L5
卵10くらいの勢力となった。

 NO.4でワーカーが1頭しか羽化しなかったのはどこに原因があったんだろう。
女王なのか最初に生まれたワーカーが怠慢だったのか、そもそも育たない卵を産んでいるのか。

 多くのワーカーが子育てに加わった事により、現在ある卵が無事羽化するのかを見て行きたい。

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