クロオオアリ初期コロニー集合写真
春に採取したクロオオアリとムネアカオオアリの全ての女王から初期ワーカーが生まれ、飼育していた多段円筒型ケースをバラして小型ケースに入れた状態の集合写真です。
伊那で採取したムネアカオオアリも含め11ケース有ります。
余り意味は無いが上方から捕った写真。
越冬前までにどれだけワーカーが生まれるか追跡調査が出来るように飼育ケースの番号を貼っておきました。
この番号は
7月16日の記事のケース番号と同一です。
クロオオアリで現在一番ワーカー数が多いのは8番で13頭が生まれています。
8番には繭が1個と一月以内に羽化しそうなラーバが3個、残りの1齢と思われる幼虫は今年中に羽化するんだろうか。
ムネアカオオアリのワーカー数は伊那産が4頭で三重産が5頭。伊那産は繭が5個に対して三重産は0。
伊那産は数個の産卵をしている状態で採取したことから結婚飛行と産卵が三重産より約一ヶ月遅いにも係わらず、ワーカー産出ペースでは逆転してしまいそうだ。
この差がいったい何によるものか?この謎解きは難しい。
毎年条件を変えて飼育していく内に見えてくるものがあるのかも知れない。
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