アギトアリ夜間探索
風が弱まった。
観察には久しぶりの好条件かもしれない。
現地に19時半過ぎに到着。
気温は23度、風は微風ながら時折4~5m/s程度のやや強い風が吹く。
管理人さんに挨拶すると、
今日は朝方の雨と気温の上昇でヤマビルが多く出たと情報をいただく。
特に湿った場所は要注意だ。
夜の登山道に行く前に自販機に寄ると・・・
自販機の基部にアギトの有翅雌が多く徘徊している。
オスアリは全く見られない。
手近なアリを集めたら数分で画像の状態になった。
ここでは初めて脱翅雌も1匹採取できた。
だがしかし・・・
暗闇の登山道に入ってワーカー採取のために別のケースを出したときに、画像のケースのフタが開いて全てのアリが居なくなっていることに気付く
気を取り直して夜間のワーカーの様子を探る。
見つからない。
1時間以上探しても10匹も見つからなかった。
きっとコロニーの活動範囲の外れを探しているんだろう。
夜間に道から外れて探索する勇気はない。
でも多く見られる地点のような手掛かりが得られたらと、暗い中を探索の距離を伸ばした。
今まで見られなかった場所で1匹が見られたので少しは甲斐があったか。
登山道を降りて自販機に戻る。
多くの翅アリが飛んできていることを期待したが有翅雌が5匹のみ。
飛行は暗くなってすぐの時間帯に集中するようだ。
ワーカー4匹と有翅雌5匹をまた飼育してみる。
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