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2009年04月20日

飼育失敗の話し

 一つ目はルリアリ。
石膏巣で飼育していたが幼虫が変色した後にワーカーも全滅。
原因はおそらく多湿。
かつて1年くらい飼っていたが、たぶん乾燥気味の環境が好きなんじゃないだろうか。
この時のコロニーは引越しさせた蟻巣が有機溶剤を含むボンドを使用していたために死なせてしまった。
人間には溶剤が完全に飛んだように思えてもアリを住ませるには不適だということを学習した。
今回は逃亡を恐れるあまり密閉状態の石膏巣だったのがまずかったと思われる。

 2つ目は推定ヒメトビイロケアリ。
データベースの
>雌アリにおいては触角柄節および前脚脛節に立毛を欠くことでトビイロケアリと容易に区別される。
に合致するように見えた。

 コロニーを大きくしたかったので雌アリを死なすわけにも行かず同定ポイントをうまく写真に撮れなかった。
雌アリはトビイロケアリのそれよりも幾分小型かな?って思える程度。

 この雌アリは2007年9月15日初秋に飛ぶケアリ寄生種のときにトビイロケアリより小さいのではと違和感を感じ採取してきていたもの。
産卵してワーカーが産まれてもなかなか増えなかった。

 今年の越冬中のカウントではQ1W7の状態。
昨年の活動期に感じたことだがワーカーが餌場に出てこないのだ。
今年も暖かくなっても一向に採餌に出てくる気配がない。
やむなく巣内にゼリーを乗せたプラスティック片を置くとワーカーも女王も集まってきた。
これで維持できるかと考えていたがカビが発生してしまった。
栄養を取らせたあとはすぐに餌を引き上げるべきであった。

飼育失敗の話し
  かつて存命していたときの推定ヒメトビイロケアリ。
 一緒に写っているワーカーはメイド役として繭で導入した体長約3ミリのトビイロケアリ。
 何となくトビイロケアリの女王よりも幾分小型のように見えません?
 でもケアリ属のケアリ亜属の雌アリはどれも似通っていて見た目の判断が難しい。



  飼育アリの話しではなくなってしまうがシーズン最初に結婚飛行をするクロナガアリ。
 3日前の夕方に犬を釣れて散歩中、近所の公園でクロナガアリが巣口を開けてワーカーが活動しているのを見つけた。
 歩いて行ける範囲でコロニーを発見できたのは嬉しい。
 今年はここで脱翅雌を拾えるかも。
 ただ住宅地で人目も多く犬同伴でないとじっと地面を見つめてウロウロしていると不審者のように思われそう。

  リンク先のあにまりあさんの掲示板でもクロナガアリの飛行情報が入ってきている。
 今日も夕方に犬を連れて見て来たのだが巣口は開いているのにワーカーの姿はなかった。
 新たな女王候補達の巣作りの痕跡は見つけられなかった。
 もう飛んでしまったのか、まだこれからなのか?
 次の雨後にまた見に行きたい。


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